九州の方言-2
公開日: | 最終更新日: 2018/06/06 九州の小ネタ
方言ボケする前のわたしの調査によると、
長崎弁の「ばり、やぜか」は、
博多弁の「ちかっぱ、しゃーしぃ」や、
大分弁の「しんけん、よだきぃ」
と似ています。
その当時は、同じ意味だ~って感動していた記憶があるけど、今思いおこすと、本当に同じニュアンスだったのかは謎。
ちなみに、
ばりやぜか→ 用法(a) あの先生、ばりやぜか~
= あの先生は、とてもうざい
用法(b) この仕事、ばりやぜか~
= この仕事は、とても面倒くさい
博多弁のイントネーションと語尾は、一時期は使いこなしていた(自称)と思うけど、こういう「ワード」は使わなかったので、ちかっぱしゃーしぃの細かいニュアンスはわかりません。
おもしろいのは、九州には、共通の方言があること。
「しまう」ことを、「なおす」と表現するのは、九州内だけみたいです。
イントネーションや語尾の使い方も、やっぱり、九州内ではなんとなく雰囲気が似てるんですよね。九州内ではというより、山口・広島くらいまでは、通じるものがあります。岡山の人と話すと、九州訛りと関西訛りが混ざった感じでおもしろいです。
最初、九州の人かなぁって思いながら話してて、途中で、あれ?今関西訛りだったようなって思ったら、岡山の人だったっていう経験があります。
方言ではないけど、あと1つ方言(関連)ネタとして、特筆しておきたいのが、長崎で使われる「じゃがいも」という用語。
用法:
「あの先生、今日、靴下にじゃがいもできとったばい。」
「うわ~、きしょくわるか~。」
おわかりでしょうか。靴下の親指のところにあいた穴(から覗いている足の指?)のことを、長崎人は、「じゃがいも」と呼びます。
これ、全国共通の比喩的な慣用表現だと思ってたら、福岡で通じなくてビックリしました。
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Comment
[はじめまして☆]
わーい☆
こっとんさんもついにブログはじめたんですね☆開設おめでとうございます!!
方言は、面白いですよね。この大切な文化は、後世にも残していくべきですよね☆
じゃがいもというのには、ちょっと驚きましたけど^^;
これからも、覗かせてもらいますね~☆
[> rayleighくん]
初コメント、ありがと~。
ホント、福岡に住み始めた頃は、方言について
新しい発見がいっぱいあっておもしろかったの。
思い出したので、書いてみました。
これからも、見に来てね。
[はじめまして]
その九州弁を山口弁にしちゃいます(^0^)
あの先生ばりやぜか→あの先生ぶちしろしい
この仕事ばりやぜか→この仕事ぶちせんない
かたづけるを「なおす」言います。
「このおもちゃ、さっさとなおしんさいね!」とか言います(^-^)
> ようへい さん
コメント、ありがとうございます。
方言の使用例、うれしいです☆☆
山口は、きっと九州とかなり共通してるところがありますよね。
「なおす」は九州全域(沖縄は不明)でも、通じるんですよ☆
今後とも、こっとんこっとんのウェブログをよろしくお願いします。