ブログにおける目次と索引
公開日: | 最終更新日: 2018/06/06 ブログ運営
ブログ用の目次を作る際(※1)、わたしは、パソコンやウェブ上の文書データにおける目次と索引との違いについてよく考えず、「目次のような、索引のようなもの」を作ると宣言し、目次の欄には、「目次・索引」と表記していました。
でも、目次と索引は、別物ですよね。
書籍の場合、索引とは、文章中の重要単語を抜き出して、あいうえお順に並べ、それぞれの掲載ページを示したもの。これに対して、文章内の複数のまとまりに、それぞれタイトルをつけ、読みやすいように並べて、掲載ページを付したものが目次です。
単純化すると、索引は、ある単語が文章中のどこにあるか探すためのもの、目次は、文章内の複数のトピックをまとまりごとに並べ、それぞれのトピックの所在を示すものです。
わたしは、ブログ内の記事を体系的に整理するために、内容ごとにまとまりを作り、その中に記事内容の一覧と各記事へのリンクを設置したモノを作成したので、これは、索引ではなく、目次といえるでしょう。
書籍における索引は、文書データにおいては、検索機能(文書内検索、ブログ内検索など)に置き換えることができそうです。
わたしが、ブログにおける目次と索引を混同したワケを考えてみると、書籍では、目次のページ数は順番に並んでいる(一方、索引のページ数はばらばら)ということに惑わされていたようなのです。
私の作ったブログの目次は、記事が、書いた順(日付順)に並んでいるわけではありません。内容ごとに別々にされて、日付順としては、まるで無秩序な状態になっています。記事が日付順でない≒ページが順番に並んでいないということで、索引的な要素もあるかと・・・。でも、ページ・日付の順というのは、目次・索引の役割には、本質的に関係ないなぁと、後で気がついて。
ブログと書籍で、順序についての違いが出たのは、通常、書籍は、全体の構成について熟考した上で各トピックを秩序だてて並べているのに対し、ブログは、トピックを思いついた順に書いていて、日付順の並びで見ると各トピックがまるで無秩序な状態で配置されているという点に起因しています。
「完成の状態を見るためのものが書籍」であり、「過程を見るためのものがブログ」の違いということになるでしょうか。
無秩序に綴ったとしても、それを秩序立てる手段をもつのが、ブログのよいところ。つまり、紙ではなく、文書データであるということによって、ハイパーリンクや検索という機能が、活躍してくれるのです。
そんなわけで、無事、目次を完成させたのでした。長文にお付き合いいただいた皆様、ありがとう☆ これからも、こっとんこっとんのウェブログをよろしくお願いします。
※1 この記事は、前のブログから移動してきたものです。前のブログでは、目次を作成し、左サイドバーに設置していました(2007年9月3日追記)。
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Comment
[あー、、]
言われてみれば、、、そうかな?
でも粗探しみたいなこたぁ皆しませんから大丈夫っすよ。
こだわりのブログができつつアリマスネ。
ありがと~。
うん、なんかね、せっかく気付いたことは書き留めておこうと思って。
別に、言い訳とか、粗探し対策ってワケでもなく。
本の目次 ≒ 文書データにおいては、ハイパーリンクを使った目次
本の索引 ≒ 文書データにおいては、検索機能
とか、
完成の状態を見るためのものが本で、
過程を見るためのものがブログである相違点とか、
自分的には、ちょっとおもしろい発見だったので☆
わたしは、理屈っぽいところがあるのです。
[I know.]
知ってます(笑)
そろそろ付き合いも長いですもんね。
この連載が長くなった頃、検索機能は間違いなく活きてきます。
新婚旅行は国内でと思ってる私には貴重なデータです。
おっと、まずは相手を探せってツッコミは受け付けてませんぜ?(←誰?)