熊本市内観光-2/ 文豪たちの足跡編

公開日: 観光レポ・旅メモ 

(2) 文豪たちの足跡
熊本に縁の深い文豪として、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と夏目漱石が挙げられます。2人とも、第五高等中学校(現在の熊本大学)教師として、熊本に赴任しました。明治時代のことです ―――

・・・はて、高等中学校とは何ぞや?

1886年(明治19年)に公布された中学校令により、全国を5区に分けて、各区に2年制の高等中学校を1校ずつ設置することになった。当時帝国大学は東京の1校のみであり、高等中学校は、帝大進学者の基礎教育機関として、また、地方における最高学府としての機能を有していた。1894年(明治27年)、高等学校令により、高等中学校は高等学校と改称する。本科は「大学予科」、修業年は3年、専門学科を教授する「学部」は拡充され、修業年4年、帝国大学と同様に講座の制度が設けられた。その後、専門の学部が次第に、廃止・分離(専門学校に)され、高等学校は、帝国大学進学者の予備教育に特化した場となった。帝国大学の定員は、旧制高校の卒業生とほぼ同数だったので、卒業後の専攻を選ばなければ、帝大進学は保証されていた。教育課程としては、現在の大学前半の教養部に相当するが、上層階級のためのエリート養成的な社会的位置付けを考慮すると、現代では、旧制高校に当たる機関は存在しないといえる。(Wikipedia、「高等中学校」「旧制高等学校」より。)

ふむふむ。だいたい分かったぞ。熊大の前身である第五高等中学校が、東大以外の旧帝大より古いっていうのは意外だったなぁ。

さて、本題に移りましょう。

- 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)旧居
1891年(明治24年)11月~1894年(明治27年)10月、第五高等中学校の英語教師として、熊本に滞在。
入館200円。館内の写真撮影OK。ハーンの人生や熊本での暮らしぶりなどの他、夏目漱石との英語教授法の違いを比較する展示があったり、ハーンの作成した英語試験問題が置いてあったり、読み物もおもしろかった。著書もいくつか置いてあり、自由に読めるようになっていた。畳がとても心地よく、人も少なかったので、くつろいで楽しく過ごした。

- 夏目漱石旧居
1896年(明治29年)4月から4年と3ヶ月、第五高等学校の英語教師として、熊本に滞在。
入館200円。館内の写真撮影OK。ハーンの旧居が街中にも関わらず空いていたのに対し、こちらは少し歩くがそこそこ人が入ってた。夏目漱石の人生、著書と熊本との関わりなどについての展示。門からまず目に入る洋館の佇まいが、漱石後の住人が増築した部屋だというのがちょっとおもしろかった。

- 新坂
夏目漱石がここからの眺めを見て、熊本を「森の都」と賞したそうです(「城下町散策町図」より)。漱石旧居から、さらにずっと奥(北側;京町)に入ったところ。途中からずっと上り坂、丘の上にその地はありました(熊本城前の電停から、漱石旧居を通過して新坂に向かうと徒歩20~30分)。当時はもっと緑が多かったのかもなと思いますが、ともかく、左の写真が現在の新坂からの景色です。

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右の写真は、同じ景色が熊本城天守閣から見えるかどうか検証したもの。天守閣に登って北東の方角。全く同じ景色というわけにはいきませんが、遠くに見えるのは同じ山です。

熊本市内観光まとめ:
お城、庭園、建築、町割り、歴史、文学などに特別興味のある人以外は、熊本市内観光は、丸1日に詰め込むことが可能だと思いました。

熊本城と水前寺公園は必須として、他にわたしが楽しかったのは、小泉八雲旧居とせんば橋。

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Comment

  1. hageme より:

    高等中学校でそれが旧帝国大学になってないのは、熊本と神奈川だけだって!あと、今、大学が高等中学校の建物を所有してるのは熊大だけらしいよ。
    ってか、熊大来れば良かったのに。昔の校舎は日曜日は開いてて参観無料だよ!
    一応中も展示物がそこそこあるし。

  2. こっとん より:

    > hageme くん
    へぇ~と思って調べてみた。で、多分、「神奈川」じゃなくて「金沢」ね。あと、ナンバースクールじゃないのも入れると、山口と鹿児島もそうみたいよ。

    熊大の外観は去年チラッと見たけんね。今回は、初めてのところをあちこち歩き回ったのでヨイのだ。多分、そのうちまた行くけん、そのときは旧校舎も入ってみる♪

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