映画「山本五十六」見ました!
1月4日、映画「山本五十六」見てきました。
お客さんの入りは上々。小さめの劇場ではありましたが、ざっと見、8割以上埋まってました。お客さんの構成は、圧倒的に 50代以上のおじさん率が高い。熟年夫婦もわりと多く、夫婦連れ以外の女性客は私を含め、ほんの数えるほどでした。
映画は、
すごく興味深かったし、おもしろかった!
最近役所さんが出演された映画の中でも、特に好き。といっても、日本が間違った方向に進んでいって、たくさんの命が失われる過程をずっと悲しい気持ちで見ていたのだけど。
史実がどの程度脚色されているのかはわからないけど、軍内部のやりとりが興味深かったし、なにより、その時代の社会の雰囲気が伝わってくるのがよかったなぁと思う。新聞社内でのやりとりや、小料理屋さんのシーンなど。
学校で習った日本の近現代史では、どうして日本が第二次世界大戦に向かっていったのかピンとこない。きっと軍だけの意向では国は動かないはずなのに、どうして軍が強くなっていったのか、どうして社会は戦争しようムードになっていったのか。今までの戦争で勝ってきたこと、第一次大戦で好景気になったこと、当時の経済の停滞感、閉塞感・・・。こわいなぁと思ったのは、私たちに伝わってくる情報って何なんだろうってこと。報道に惑わされない、小料理屋さんのおかみさんみたいな人になりたいなぁ。
メッセージ性が強そうなのに、押しつけがましくない描き方もいいなぁと思いました。五十六さんの最期はきれいに描きすぎな感じもしますが、泥臭さやリアルさを追求する映画じゃないのだろうからそこはまぁ、ですかね。
豪華俳優陣の熱演がステキでした。
役所さんはやっぱりかっこいい♪
スポンサード・リンク
関連記事
いまさら「アナと雪の女王」見たので、感想を書いてみる。
最近、機会があって「アナと雪の女王」を初めて見ました。 話題になってた当時はほとんど興
2012年にオープンした天文館のシネコン行ってきた。
1年半くらい前(2012年5月)にオープンした天文館の新しい映画館「天文館シネマパラダイス(テ