動画と個人情報とセキュリティ

公開日: | 最終更新日: 2016/09/23 知っておきたい権利と安全 

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ウェブで情報発信したりSNSに投稿したりする場合、動画に限らず、文章・写真も含めて気をつけなければならないのが、個人情報とセキュリティの問題。

ここでは(SNSへの投稿を含め)ウェブにアップした動画や写真・投稿などから、個人情報がどのように閲覧されうるか、多くの人の目にさらされることに関してどういったリスクが考えられるか、といったことについてまとめました。

家バレ: 投稿者の自宅の場所を特定されてしまう危険性

映像から判別しうる情報

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ウェブに何かを公開する(SNSに投稿する)とき、文章だけでも、たとえば近所のお店についてたくさん書いたりすれば、ある程度住んでいるエリアを特定できてしまうので気をつけなければいけませんが、

写真・動画(映像)の場合は、より多くの情報を与えてしまう可能性があります。

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たとえば、

室内で撮った動画に窓の外の景色が映っていたり、
近所で撮った動画を頻繁に投稿していたりすると、

自宅の場所が特定されやすくなってしまいます。

これに加えて、SNSで頻繁に近況を書き込んだりしていると行動パターンなども把握しやすいため、空き巣を狙われるといった危険性もあります。

GPS機能による位置情報

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動画を投稿できるサービスのなかでよく使われるいくつかについて、記事作成時点の情報をざっくりまとめました。最新の正確な情報は、各サービス・アプリのヘルプ等でご確認ください。

Facebook、Twitter、Instagramの場合:

スマホなどGPS機能が搭載された端末で投稿・メッセをする場合、位置情報の設定によっては、投稿地点の情報も一緒に送信されます。

サービスやアプリの仕様によっては、○市周辺といった大まかな情報ではなく、地図上のスポットそのものまで見えてしまうケースもあるようなので、自宅から送信する場合などには注意が必要です。

例: FacebookのMessengerアプリ、Instagramのフォトマップ。
※Instagramのフォトマップは、写真・動画の位置情報を取得→なければ投稿地点の位置情報を取得、という二段構え。

YouTubeの場合:

YouTubeの動画の設定項目「動画の撮影場所」は、いまのところ、動画の位置情報や投稿地点の情報を読み込む仕様ではなく、自分で個々に設定しなければ表示されないようです。

ただ、将来的に仕様が変更される可能性もないとはいえないので、GPS機能があるカメラやスマホを使って自宅などで撮影したものをアップロードする際には、詳細設定 > 動画の撮影場所 にデータが入ってないか都度チェックしておく方が安心かもしれません。

ブログ・サイトに写真や動画を直接アップロードする場合:

スマホやGPS機能搭載のデジタルカメラで撮った写真や動画には、位置情報(緯度・経度など)が記録されます。位置情報をつけるかどうかは設定から変更することができます。

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位置情報について、初期状態で オン/オフ どちらになっているかは端末によって違うので、ご自分のスマホ・デジカメ等については、個々にご確認ください。スマホは初期状態でオン(位置情報あり)になっているものが多いようです。

Facebook・Twitterなど多くのSNSでは、アップロード時に撮影時の位置情報などのデータは削除されますが(※ただし、前述のとおり、投稿地点が取得→表示されるなどのケースもあるので注意)、ブログ・サイト等に写真や動画を直接アップロードする場合は撮影地点のデータを保持したままの可能性があります。

自宅で撮影しているなど位置情報を見せたくない写真・動画については、ウェブにアップロードする前に、Picasa等のソフトやアプリを利用して、位置情報(ジオタグ)を確認・削除しておきましょう。

顔出し: ウェブで顔を公開することに関するリスク

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ウェブで情報発信すると、知らない人から知られることになります。

顔を公開していなければ、あなたのSNS投稿・ブログ・チャンネルなどを見ている人は、ウェブ上の名前や活動について知るだけですが、顔を公開している場合、街ですれ違う知らない誰かがあなたに気付くかもしれません。

また、連絡をとっていない知り合いがウェブであなたを見つけて、近況を知るかもしれません。

漠然と聞くと危険性がピンとこないかもしれませんが、こういったことはストーカーされた経験がある人にはとてもおそろしいリスクだし、いままで経験がなくても、ウェブで見られることによってそういったことに発展する可能性もあります。(ウェブで情報発信すると、リアルで出会うよりもはるかに多くの人の目にさらされることになるので、危険性は多少なりとも大きくなります。)

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また、ウェブ(インターネット)では稀に、ささいなことから炎上(※)してしまうことがあります。(※炎上: よくないニュアンスで情報が大きく拡散されること。)

炎上は、悪いことをした場合にかぎらず、なにか賛否両論、議論が白熱しやすい問題提起のきっかけになったときなどにも起こりやすく、そういった場合に、よくないニュアンスで顔が広く知れ渡ってしまうかもしれません。

顔出しについては、こういったリスクをふまえた上で、それを上回るメリットがあるか、目的を達成するために必要か、しっかり検討して判断することが大切です。

たとえば、顔を出すことが、仕事上親近感や信用を感じてもらうのに必要だったり、有名になるために必要だったり、理由はいろいろあると思いますが、リスクを覚悟したうえで必要だと判断すれば、顔出しして情報発信するのももちろんアリです。

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もしご自分ではなく、

お子さんやお孫さんのお顔が映った動画や写真の公開を考えているなら、リスクを考慮したうえでも顔出しは本当に必要か、リスクを回避する対策を講じることができるか、より厳密に検討されることをおすすめします。

SNSの場合、プライバシーの設定をしっかり行うことで、つながっている人にしか情報を見られないようにすることもある程度は可能なので、近しい人に近況報告したいといった目的には、こういった制限を活用するのもひとつの手です。

ただし、SNSにおいても、基本的に投稿(動画・写真を含む)は初期状態では公開になっていることが多く、仕様変更によって新しい項目が公開設定で追加されたりといったこともあるので、SNSをクローズド(友達限定)で活用する場合も、最初にきちんとプライバシーの設定を行ったうえで、定期的に設定項目を見直すことが必要です。

まとめ

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ウェブは世界とつながることができるとても便利なツールであり、スマホの普及によって、多くの人にとってさらに身近なものになりました。一方で、安全のためのアンテナを常に張っておかないとあやうい場所であることも事実です。

設定変更で回避できるリスクは回避し、気をつければ減らせるリスクはできるだけ減らして、情報発信を楽しみましょう。

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